ランタイムライブラリについての説明
デフォルトで用意されているプロジェクトファイルは、CランタイムライブラリとしてMSVCRT.DLLを使用するように設定されています。ですが、このランタイムは
- マルチスレッド版
- 動的リンク
されるようになっており、別にマルチスレッドを使用しないアプリを作る場合や、MSVCRT.DLLが存在しないマシン(今やそんなマシンは存在しないかもしれませんが)では動かなくなってしまいます。
そこで、
- シングルスレッド版で
- 静的リンク
するCランタイムを使用するようにしてみます。
「プロジェクトの設定」→「C/C++」→「コード生成」→「使用するランタイムライブラリ」
を「シングルスレッド *」に変更してあげればOKです。
こうするとどうなるか、何故こうしないといけなくなるかは、明日説明します。